昔の暮らしを知ってみよう

歴史民俗資料館で展示している「ワラ細工」などを中心にご紹介します。

館内のご案内

囲炉裏(イロリ)

昔の囲炉裏(イロリ)があります。 There is a traditional old fashioned Japanese living room. 【火棚】 格子状に組まれた木の枠で、イロリの上につり下げます。その上にぬれたワラグツなどを置いて乾かしたり、魚や穀物をつるし乾燥保存させるなど幅広く…

民具と農具

民具(生活に必要な道具)や農具(畑や田んぼの仕事などをするときに使う道具)を、春夏秋冬に分けて展示しています。 春は、田植えの季節です。「田植え枠」「抜根機」「除草機」などの他、さまざまな「鍬(くわ)」などがあります。 夏は、蚕(かいこ)を…

わらじ、ワラ布団、つぐら

雪がふると「セッキ仕事」といって、冬の仕事をします。男のひとは「ワラ仕事」、女のひとは「ハリ仕事」をしました。ハリ仕事とは、ぬいもののことです。着るものや、布団などをぬいました。 ワラ仕事は、冬のあいだに1年分のものをつくりました。ひとりが…

ワラ細工について

みなさんは「ワラ細工」を見たことがありますか? まず、「ワラ」とは、何だと思いますか? 「ワラ」とは、おコメをイネからとったあとのクキのことです。1週間から10日ほどの間、刈ったイネを束にして干したあと、脱穀するのです。 束にして干すことを「は…

囲炉裏について

こちらは、昔の「茶の間」の再現コーナーです。新しく作るためにこわした古い家の、柱や戸などを持って来ています。 茶の間には「囲炉裏(イロリ)」がありました。床をしかく四角に切って開け、灰をしきつめて、薪や炭火などおこすために作られたものです。…