昔の暮らしを知ってみよう

歴史民俗資料館で展示している「ワラ細工」などを中心にご紹介します。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

わらじ、ワラ布団、つぐら

雪がふると「セッキ仕事」といって、冬の仕事をします。男のひとは「ワラ仕事」、女のひとは「ハリ仕事」をしました。ハリ仕事とは、ぬいもののことです。着るものや、布団などをぬいました。 ワラ仕事は、冬のあいだに1年分のものをつくりました。ひとりが…

ワラ細工について

みなさんは「ワラ細工」を見たことがありますか? まず、「ワラ」とは、何だと思いますか? 「ワラ」とは、おコメをイネからとったあとのクキのことです。1週間から10日ほどの間、刈ったイネを束にして干したあと、脱穀するのです。 束にして干すことを「は…

囲炉裏について

こちらは、昔の「茶の間」の再現コーナーです。新しく作るためにこわした古い家の、柱や戸などを持って来ています。 茶の間には「囲炉裏(イロリ)」がありました。床をしかく四角に切って開け、灰をしきつめて、薪や炭火などおこすために作られたものです。…